国内最強JX-ENEOSサンフラワーズの司令塔であり、日本代表でも長年ポイントガードとして活躍している。
ポイントガードはアシスト数で良し悪しを語られやすいポジションだが、彼女はリバウンド力もあってアジア選手権でリバウンド王になったこともある。
鋭い勘で落下地点を予想し、中に飛び込んでリバウンドをとってきた。
三人の中でもっともベテラン。
世代交代がささやかれているが、日本代表として世界で戦ってきた経験は、今もなお強力な武器だろう。
追記)東京オリンピックでの大活躍を経て、WNBA選手になった彼女
富士通レッドウェーブ所属。
日本のポイントガードの中でも小柄だが、抜群のスピードが武器。
高3のときにIHと国体とWCの3タイトルを取った後にWリーグ入りし、2011-12シーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
アンダーカテゴリーから国際試合の経験を積み、吉田亜沙美が正ポイントガードだったこれまでの日本代表の二番手で、吉田のバックアップを務めてきた。
東京オリンピックを前に、吉田の跡を継げるか、彼女の真価が問われている。
追記)一度引退したが、シャンソン化粧品で復帰した彼女
藤岡麻菜美
高校卒業後に入る選手が多いWリーグだが、彼女は大卒選手。
筑波大学を卒業後に連勝街道をひた走るJX-ENEOSサンフラワーズに入って、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出される。
サンフラワーズで吉田亜沙美とポジション争いをする彼女は、日本代表アカツキファイブのポジション争いでも激しい競争が予想される。
サンフラワーズにしても日本代表にしても、吉田の後継者となれるか?
世代交代はスポーツの世界で必然だが、今がその時期か、東京オリンピックを前に問われている。
日本代表になれるのは日本のプレイヤーのトップ層の限られた選手。当然競争は過酷だ。チームリーダーと言えるポイントガードはなおさらそうだろう。
だれが正ポイントガードの座につくか分からないが、国際大会で結果を残し続けてる女子日本代表ですら東京オリンピック出場は確約されてないらしいから、これから2020東京に向けた開催国枠獲得のための世界との戦いの中で、試合をつくる彼女たちポイントガードの動きにより一層の注目が集まるだろう。
バスケファンとして日本代表には自国開催の2020東京オリンピックで結果を残してほしいし、それだけの力があると思うから期待したい。
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