バスケ動画ブログ

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肌の色の違いとバスケの話

I can't breathe

 

黒人男性のジョージ・フロイドさんが、白人警官に首を圧迫されて死亡したことで、アメリカは分断されている。

 

平和的にデモ活動をする人がいる一方で、一部が暴徒化し、略奪や放火に手を染めている。

 

アメリカにとって根深い問題が、表面化された形だ。

 

アフリカ系アメリカ人は、かつて奴隷だった。アフリカ大陸から連れて来られ、白人に奴隷としてこき使われてきた。

 

そういう歴史があって、だからこそ彼らは、奴隷の身分から脱却し、周囲からのリスペクトを勝ち取る必要があった。

 

事実彼らはデモ活動だけでなく、バスケットボールをはじめとするスポーツでの活躍で、発言権やその他の権利を勝ち取ってきた。

 

それなのに起こった事件

「まだ自分たちはアメリカという国からアメリカ人として認めてもらってないのか……」という嘆きが、彼らを立ち上がらせた。

 

黒人選手が多いNBAでも、その声は大きい。

デモ活動に参加するプレーヤーもいるが、先頭に立つ存在なのは、やはり現役最高のバスケットボール選手、レブロン・ジェームズだ。

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レブロンインスタ

 彼は前々から、こういう問題に積極的に発言してきた。

 

企業も声を上げている。

代表格はナイキだ。

 

多くの黒人アスリートとビジネスパートナーになっているナイキが、

 

これまでずっと「JUST DO IT」と言い続けてきたナイキが、

 

黒人差別問題に放った言葉は、「Don't Do It」だった。

 


For once, Don’t Do It | Nike

 

差別は例外。そればっかりは、「JUST DO IT」と言うわけにはいかなかった。

 

 

肌の色の違いでの差別は、アメリカほど苛烈なものでなくても、そういう意識自体は日本にもあることだ。

 

たとえば、バスケ日本代表の合宿があって、その動画が公開されたときなど、

「ハーフ多いな」というコメントが必ずといっていいほどある。

 

そういうコメントに対して言いたいのは、「だからどうしたの?」で、

大事なのは、肌の色じゃなくて、日本を背負いたい、日本代表を強くしたい、という気持ちだ。

 

大前提としてその気持ちが必要で、まずはその気持ちを持っているかで、後は実力順に選ばれるべきだ。

肌の色は関係ない。

 

YouTubeでアンダーカテゴリの日本代表の試合を見ているときなど、海外からのコメントで、日本は黒人をたくさん連れてきてる系のことを言われることがある。何回か見た覚えがある。

 

 確かに、他のアジア勢と比べて、日本代表には、黒人ハーフ選手が多いかもしれない。

 

だけど

 

 肌の色を見ただけでは、国籍はもちろん、国のために戦う気持ちだって判断できないことを、そういう軽はずみなコメントする連中は分かっちゃいないのだ。

 

俺は感動した。

八村塁が活躍し、みんなと勝利の喜びを分かち合った瞬間に。

 


Japan v Australia - Full Game - 3rd Window - FIBA Basketball World Cup 2019 - Asian Qualifiers

 

俺は感動した。

田中力が必死で追い上げて、しかし勝利にはあと一歩届かず、悔し涙を流した瞬間に。

 


Japan v Philippines - Full Game - Quarter-Finals - FIBA U16 Asian Championship

 

 

肌の色なんか関係なく俺は、日本代表のためにがんばる日本人選手に拍手を送れる人間でありたい。

 

そしていつの日か、日本代表がオリンピックでメダルを獲るのをこの目で見たい。

それが俺の夢だ。