横浜アリーナはまたしても、赤と黄色に染まっていた。
千葉からは、富樫、ダンカン、サイズ、佐藤、原
宇都宮からは、鵤、遠藤、ピーク、ロシター、スコット
スタメンは、両チームとも昨日と変わらない。
ところが、昨日とは打って変わった展開だった。
開始五分、18-5で宇都宮が大きくリード。
第1Qが終わっても、26-16と、ブレックスが10点のリードを保っていた。
第2Q スコットが速攻のときに、フリッピンからアンスポを受ける。
その後スコットはファウルされながらシュートを決めて、ボーナススローも決め三点プレイ。
千葉は、ギャビンがプットバック(こぼれたボールをリバウンドしてそのままダンク)
ロシターが連続得点。スコットも決めて、52-32の20点リードで宇都宮が前半を終えた。
渡邉も、今日はノッていた。
ハーフタイムの時間帯だったと思う。
CMの時間帯に、スラムダンク奨学金のスペシャルムービーが流れ、印象に残った。
やっぱりスラムダンクは、バスケの面白さを思い出させてくれる。
後半追いつきたい千葉ジェッツは、サイズがオフェンスリバウンドをもぎ取って、三点プレイ。
3Qに入ってから、ロシターがリバウンドからボールプッシュして、攻撃の起点となるプレーが増える。
大量リードしている宇都宮ブレックスから、余裕を感じる。
バスケットボールは、試合の流れで結果が大きく変わるスポーツだ。
それにしても、たった一日前の試合とこうも変わるものかと、驚かされる。
ターンオーバーで試合の流れを持って行かれるかと見えた宇都宮だったが、比江島慎が得意のドライブからリングにねじ込み、第3Qをしめる。
68-48だった。
20点差で迎えた最終Q
両チーム得点が止まる時間帯が続いていたが、ジェッツが少しずつ加点していく。
残り五分というところで、ようやく、ずっと得点の止まっていた宇都宮に、得点が入る。リングからこぼれたボールを、ロシターがティップしてねじ込んだのだ。
ロシターはこの時点ですでに、得点とリバウンドで二桁のダブルダブルの活躍。
さすがの大黒柱。
ロシター同様、ブレックスを長らく支えてきたギブスが、得点を重ねる。
マジで40歳とは思えない、バケモノじみた動きを見せる。本当にすごい。
そして、試合残りわずかのところで、もう一人の40歳、田臥勇太がコートイン。
前回の記事で書いた希望が叶った。
ギブスが、スリーポイントシュートを決める。
決着。
83-59
昨日以上の大差で、昨日20点差で負けた宇都宮ブレックスが、千葉ジェッツを負かした。ますます、優勝がどちらになるのか分からなくなってきた。
決勝戦にふさわしい一進一退、互いに一勝一敗で、第三戦にもつれた。
長いシーズンの最終決着は、6月1日火曜日につく。