快進撃
↑この記事の締めの言葉として書いた「女子バスケにも注目してもらいたい」という思い。その思いが増す事態が起こっている。
女子バスケ日本代表が、東京オリンピックを舞台に快進撃を続けているのだ。
準々決勝ベルギー戦勝利
体育館に住んでるという噂も出てる練習熱心なシューター、林咲希の逆転3Pでベルギーに勝利した女子バスケ日本代表。
史上初のベスト4まで進んだ彼女たちの勢いは、そこで止まらなかった。
司令塔の町田が凄すぎる
大会を通じて、PG町田瑠唯の活躍が光っている。
町田瑠偉は、よくインタビューで「ペイントアタックを意識している」と語っている。
バスケットボールでは、ゴールの近くに長方形(昔は台形だった)の色の違う制限区域(ペイントエリア)があり、そこに侵入することを意識しているから彼女は、仲間の攻撃を助けることが出来ている。
準決勝フランス戦勝利
町田瑠唯はオリンピック史上最多の18アシスト
準決勝のフランス戦では、18アシストというとんでもない記録を打ち立てた町田。
4Q残り六分ぐらいでベンチに下がったはず。それでこの記録だから凄まじい。
町田瑠唯が上手いのはもちろん知っていたが、ここまですごかったかと驚かされる。
なんだか生き生きしている。ノリにノッている。
gorin.jpでは、見逃し動画が見れない。
LIVE中継を見逃した人は、↓チェックしてみてください。
「バスケットボール」で動画を探す | 東京2020オリンピック | NHK
残すは決勝戦のみとなった。
女子日本代表:2017年4月に掲げた目標『東京2020オリンピックで金メダル』へ向けた集大成 | 公益財団法人日本バスケットボール協会
トム・ホーバスヘッドコーチは、ずっと「金メダルを目指す」と言っていた。
金メダル……女子バスケは強いが、さすがに金は無理じゃないか。そんなふうに思っていた過去の自分をぶん殴りたい。
女子バスケ日本代表はもう、金メダルあと一歩のところまで来ている。
本当にすごいよ。
日本代表は明らかにサイズで劣っている。
一番高いのが高田真希(キャプテン)と赤穂ひまわりの185センチ。
190代や2メートルが当たり前のようにいる世界を相手に、「バスケットボールでサイズは重要だけれど、サイズだけで勝敗が決まるわけじゃない」ことを、示し続けている。
アメリカ代表は、日本が予選で黒星をつけられた強敵、五輪6連覇しているバスケ界の女王だ。
アメリカ代表の7連覇を阻止して、日本が初めてバスケ界の女王となるのか。
女王への挑戦が、始まろうとしている。お見逃しなく。