バスケ動画ブログ

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【Bリーグ】バスケチームの名前の由来を調べてみた!

雑誌の記事で読んだんですが、ペヤングソースやきそばペヤングという名前の由来を知ってますか?

 

販売元のまるか食品の担当者が話すところによると、

ペヤング」が発売された当時(ペヤングヌードルは1973年発売開始、ペヤングソースやきそばは1975年発売開始)、カップ麺は(袋麵と比較して)まだまだ高級品だったという。

そこで、若い(ヤング)カップル(ペア)に2人で1つのものを分け合って食べて欲しいという願いから、「ペヤングソースやきそば」と命名されたのだという。

 

ペヤングソースやきそばは、いろんな変わり種の焼きそばを販売していて、ユーチューバーがよく動画にしているイメージがあるが、

オリジナルの「ペヤングソースやきそば」は、そのころのコンセプトのまま、ソースの味や麺の量、かやく、ふりかけなどの具材を、一切変えてないのだという。

 

時代は変わっても、若いカップルに分け合って食べて欲しい、みんな幸せになってほしいという願いは変わっていないのだ。

ペア+ヤング→ペヤング

ペヤング ソースやきそば 120g×18個

 

 

子供の名前とかもそうだけど、つけられた名前には願いが込められている。

名付けるというのは、希望を込める素敵な行為だ。

名付け親は、理想像をイメージして、未来を夢見ている。

というわけで、バスケチームの名前の由来について調べてみました。

 

Bリーグ一部のB1のチーム、全20チームの名前の由来を紹介します。

各チームの公式サイトを参考にしています。

 

わざわざ公式サイトを見なくても(一応公式サイト見て確認したが)、けっこうわかる。

 

滋賀レイクスターズ琵琶湖から

京都ハンナリーズ京言葉の「はんなり」から

琉球ゴールデンキングスはかつて沖縄にあった琉球王国から

レバンガ北海道「ガンバレ」を逆さ読みして「レバンガ」

千葉ジェッツ成田国際空港ジェット機から

島根スサノオマジックヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトから

 

宇都宮ブレックスの「ブレックス」が「ブレイクスルー」(現状打破)から来た造語なのは知っていたが、由来が分かりづらいチームもいくつかある。

アルバルク東京大阪エヴェッササンロッカーズ渋谷

アルバルク」「エヴェッサ」「サンロッカーズ」は、

どこから来てる名前なのか分からなかったので、調べてみた。

 

公式サイトによれば、アルバルク東京の「アルバルク」は、「電撃」を意味するアラビア語を語源として生まれたチーム名だという。

 

大阪エヴェッサの「エヴェッサ」は、商売繁盛の神様「えびす様」が由来だった。 

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えびす様

なるほど、えびす様からきた名前だったのか。

大阪では、えびす様を親しみを込めてえべっさんと呼ぶことから、エヴェッサ

 

サンロッカーズ渋谷のチーム名の由来は、リングを太陽に見立てて、「太陽(リング)を揺らす激しいダンクを狙い撃つ集団」ということらしい。

 

横浜ビー・コルセアーズは、横浜国際プールを主戦場とする海賊(CORSAIRS)だ。

一般公募で寄せられた総計455の案を基に付けられたチーム名だ。

 

Bリーグには、brave(勇敢な)という英単語がついているチームが二つある。

信州と川崎だ。

 

信州ブレイブウォリアーズは、長野県に真田氏や戸隠忍者、木曾義仲川中島の決戦といった歴史があることから、「brave warriors」(勇士)

 

川崎ブレイブサンダースも同じような意味で、チーム名は、最後まであきらめず勇敢に戦う戦士たちを意味しているという。

 

三遠ネオフェニックス不死鳥をチーム名としているが、

実業団の時代からフェニックスで、Bリーグ参入で「ネオ」が名前に加わった。

「ネオ」ギリシャ語で「新しい」 の意味。

愛知県の東河と静岡県州地域をホームとする三遠ネオフェニックス

フェニックス(不死鳥)には、決してあきらめず勝利に向かって飛び続ける、不死鳥のように・・・という願いが込められている。

「三遠ネオフェニックス」は、Bリーグ新たに再生を遂げ、バスケットボール界の新たな時代を力強く羽ばたいていく、という決意が込められたチーム名だ。

 

広島ドラゴンフライズは、その名の通りトンボが由来だが、

ただのトンボではなくて、広島県廿日市市宮島町に限り生息しているミヤジマトンボに由来している。

トンボは前に飛んで、後ろに下がることがない勇猛果敢な虫として、昔から「勝ち虫」と言われ、その前向きさと、さらに、飛ぶという動作がバスケットボールをイメージさせることから、チーム名に選ばれた。

 

富山グラウジーズは、マスコットが鳥だから、なんらかの鳥だろうとは思っていたが、公式サイトによれば、富山県のシンボルの雷鳥にあやかり命名したという。

なるほど、ライチョウだったのか。

 

名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、運営母体が三菱電機だから、「ダイヤモンド」は三菱のロゴのスリーダイヤから来ているのだろう。

チーム名には、「水の中を泳ぐイルカのようにコートを走り、ダイヤモンドのように強く光り輝く」という意味が込められているのだという。

 

秋田ノーザンハピネッツは、クラブに関わる全ての人々と幸せを共有できる存在でありたい、そんな願いを込めてつけられたチーム名。

同じ秋田県のチームで、市民クラブの先駆けでもあるラグビーチーム「秋田ノーザンブレッツR.F.C」と同じ「ノーザン」を冠することで、「スポーツで秋田を元気にしたい!」という思いも込められている。

 

新潟アルビレックスBBは、サッカーチームとクラブ名を共有している。だからBB

アルビレックスは、アルビレオとレックスを組み合わせた造語。

アルビレオは、白鳥座のくちばしに、オレンジとブルーで輝く二重星

レックスはラテン語で「王者」

 

シーホース三河の「シーホース」とはタツノオトシゴ

マスコットもそのまま「シーホースくん」だ。

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シーホースくん

go-seahorses.jp

ちなみに、公式マスコットもいる。たとえて言うなら、ふなっしーみたいな存在か。長年の貢献が認められ、シーホース三河とタレント契約を結んだ。


www.youtube.com

 

なぜ「シーホース(タツノオトシゴ)」をチーム名にしたかというと、戦国三英傑の一人で三河の雄・徳川家康の居城が龍城と言われることが理由の一つ。

さらに、実業団の創部当初からバスケットを応援し続けた名誉相談役の誕生年が辰年であることにちなんで、「シーホース(タツノオトシゴ)」と名付けられた。

 

龍のように強く勇ましく成長して欲しい、「シーホース三河」というチーム名には、そんな願いが込められている。